名鉄バス 名古屋高針線新車導入
22年4月、名古屋・高針線用に新車6台が導入されました。69代(PKG-KV234Q2)が置き換えられました。
名古屋営業所 2201
2TG-MS06GP(2022年式)
2201~2206の計6両が導入され、名古屋営業所に配置されています。前年に導入された5101とは違い12列60人乗り仕様となっています。なお折戸仕様は引き継がれました。
リクライニングシートとなりましたが、5101についていた充電用USBは搭載されていません。
5月には2201が名古屋中央営業所に貸し出され、トイレなし60人乗り仕様での特定日限定の運行が行われました。
折戸エース 名鉄バス5101
2021年4月26日、三菱ふそうトラック・バスは、折戸仕様のエアロエースを発売すると発表し、同日名鉄バスに初号車を納車しました。発表から約2ヶ月後の7月5日より営業デビューしました。
名鉄バス名古屋営業所 5101
2TG-MS06GP(2021年式)
名古屋200 か 4408
名古屋営業所配置で、主に名古屋・高針線(愛知学院大学前〜名鉄バスセンター)の近距離都市間バスにて運用されています。繁忙期には名鉄バスセンター〜長島温泉の臨時便にも充当されています。
座席は2019年度に導入された59代(5901~5903)と同様の65人乗り仕様になっています。
愛知学院大学前にて
香久山→南高上にて
石神→門木にて
門木→石神にて
当ブログでは登録年を年式と表記しているため、2021年式としていますが、製造は2020年10月のようです。
宮城交通・岐阜バス、名鉄バスへ
宮城交通と岐阜バスから計8台の車が名鉄バスへやって来ました。宮城交通からは6台、岐阜バスからは2台の車両が来ました。名鉄バスからグループ会社への移籍はありますが、逆のパターンはレアケースです。
8台全車両が岡崎営業所に配属され、6100番台が付番されました。宮城交通からは元名鉄バスが3台、自社発注が3台で、岐阜バスからは元市内ループ専用車、名鉄バスでは初めてとなる新顔のMP35が来ています。6102、6103は名鉄バスでは初めてとなるUDです。
6101←仙台200 か678
KL-MP37JM(2003年式) 元名鉄バス1303
6102←宮城200 か767
KL-UA452MAN(2003年式)
6103←宮城200 か907
KL-UA452MAN(2004年式)
6104←仙台200 か27
KL-HU2PMEA(2001年式)
6105←宮城200 か2388
KL-HR1JNEE(2002年式) 元名鉄バス5229
6106←宮城200 か2432
PA-MK27FM(2005年式) 元名鉄バス5591
6107←岐阜200 か1527
QKG-MP35FM(2012年式)
→岐阜バスへ返却(岐阜200 か2124)
6108←岐阜200 か1755
QKG-MP35FM(2015年式)
→岐阜バスへ返却(岐阜200 か2125)
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6106(元宮城交通2432)は岡崎に里帰り。名鉄東部観光から名鉄バスを経て宮城交通へ移籍した車です。
車体の広告、社名表示は白いラッピングなどで隠されていますが、左折時一旦停止のステッカーや窓に貼ってある広告はそのままです。
全車両が貸切登録となっています。現状では、大規模接種会場へのシャトルバスの運用のみに充当されています。(9月30日まで)
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※岐阜バスからの6107 6108は7月末に運用を終え、8月に岐阜バスへ戻りました。
元6106(←岐阜200 か1527)
岐南営業所 岐阜200 か2124
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※2021.10.11追記
名鉄バス 廃車車両、現役復活へ
6月上旬、廃車となった1440、1523、1556など複数台がナンバーを再登録し現役復活しました。
知立営業所 1440A(KL-MP35JM/04年式)
三河200 か1286←名古屋200 か3957(名古屋)
一宮営業所 1523A(PJ-MP35JM/05年式)
一宮営業所 1537A(KL-MP35JM/05年式)
一宮200 か402←名古屋200 か4246(津島)
豊田営業所 1556A(KL-MP35JM/05年式)
豊田200 か554←名古屋200 か4266(名古屋)
春日井営業所 1765A(PJ-MP37JM/07年式)
春日井200 か162←春日井200 か153(春日井)
名古屋中央営業所 2591(KL-MS86MP/05年式)
名古屋200 か3801←名古屋営業所より転属
名古屋中央営業所 2529A(KL-MS86MS/05年式)
名古屋200 か4407(←名古屋200 か4313)
名古屋中央営業所 2504A(KL-MS86MS/04年式)
名古屋200 か3535
社番に付与された「A」は、1765A、9619Aが一般乗合として使っているあたり、ワクチン輸送専用の貸切登録を表しているわけでもなさそうです。
また、1440Aや1523Aなどは廃車時にLED行先方向幕を引き抜かれていたため、「名鉄バス」というステッカー(またはシール)にて対応しています。
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2021年5月24日より県営名古屋空港、藤田医科大学病院にて新型コロナウィルスのワクチン大規模接種が始まり、各方面から2会場へ向かうシャトルバスが運行され、これを名鉄バスが担当しています。シャトルバス運行の影響で車両不足が発生しているためか、津島営業所に留置されている除籍車両の復活や貸切車の転属が行われたと思われます。
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2021.6.18 9619A画像追加
2021.9.28 2504A画像追加、1523A画像差替え
新潟交通佐渡 1329(元名古屋市交通局 NMS-6)
新潟200 か1329
KK-LR233J1改(2002年式)
※元名古屋市交通局 NMS-6(如意)
名古屋市交通局から新潟交通佐渡へエルガミオが移籍しました。移籍したのは元NMS-6で、佐和田営業所(本社)に配属されています。
ノンステップバスとしてのエルガミオは初の導入になるんですかね?
名古屋市交通局の独自仕様(?)の点検蓋は撤去されていました。
内装などは特に変えられておらず、市バス当時のままとなっています。
NMS-6の配属による関係かはわかりませんが、佐和田所属だったH1110-M(元MF-14)が両津営業所に転属したみたいです。
NMS-6のほかにもNMS-17も佐渡へ移籍し、新潟200 か1339を取得しています。こちらも佐和田営業所への配属のようです。